自衛隊 Self-Defense Forces 2005 1 8

 日本政府は、自衛隊が、イラクにおいて、
ゲリラに襲撃される事態を恐れているようですが、
ここに、「日本の常識」と「世界の常識」に、ズレがあると思います。
 今、イラクに派遣されているアメリカ兵は、州兵が多いと思います。
州兵というのは、パートタイム兵士のことです。
 普段は、サラリーマンや自営業者をやっていて、
招集されたら、兵士として働く人たちです。
 こうした人たちから見れば、
自衛隊員は、職業軍人ですので、
ゲリラの襲撃を恐れるという発想自体が、奇妙です。
 むしろ、州兵であるアメリカ兵は、
自衛隊のイラク派遣が決まった時、
自衛隊員が、自分たちを助けてくれると思ったそうです。
ここに、「日本の常識」と「世界の常識」の大きな違いがあると思います。
 もちろん、イラクに派遣された自衛隊員が、
全員、無事に帰還できることを祈りますが、
自衛隊員は職業軍人である以上、
あまりにもゲリラの襲撃を恐れるというのも、
世界から見れば、不思議に見えます。
 誤解されないように、改めて書きますが、
自衛隊は、アメリカ軍と違って、イラク復興のために派遣されています。
自衛隊が安全に活動できるようになれば、イラク復興に、大いに貢献できます。
 日本は、地震や台風などの自然災害が多く、
こうした自然災害が起きると、災害復旧のために、自衛隊が派遣されます。
日本の自衛隊は、軍隊であると同時に、災害復旧部隊でもあるのです。
























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